母は一度、棺桶から生き返ったらしい
三回忌で思い出した、不思議な母の話
うちの母は、
たぶん、
おそらく、
幽霊かもしれない。
というのも、
うちの母は一度、棺桶に入って、
そこから生き返ってきたらしいのです。
母のお葬式の時に、母の姉から聞いた話なので、たぶん間違いないと思います。
母はすでに他界しているので、
今さら真相を確かめることはできません。
そんな母の三回忌を、この週末に執り行ってきました。
もう3年。
時が経つのは、早いものです。
母は6人兄弟でした。
ただ、
生まれてすぐ亡くなったお兄さんがいたそうなので、
実際には5人兄弟のような感じで育ったのだと思います。
いつもやんちゃで、お父さん(おじいちゃん)にゲンコツをくらっていた母
通知表が出た日は、
お父さんに見せるのが怖くて、
なかなか家に帰れなかった。
帰ってきても、
成績表を机に置くと、
一目散に木の上に駆け上がって避難した。
そんな話を、
昔、母がしてくれたことがあります。
木の上に駆け上がって避難するなんて、なかなかです。
我ながら、
わたしの母は、
変わり者
男気があるかと思えば、
どこか可愛らしさもある。
身内に対しては、
愛情表現がとても不器用。
そのわりに、
まったくの他人には、
自分を犠牲にしてでも手を差し出してしまうような人
でした。
母のことを話し始めると、
止まらなくなりそうなので、
今日はこのあたりで。
いずれ、またどこかの機会でお話します。
母以外のきょうだいは、今も健在です。
母のお通夜やお葬式には、遠方にも関わらず、兄妹みんなが来てくれました。
そのとき、母の姉が教えてくれたんです。
「この子はね、棺桶から生き返ったばいねー」
「ほんと、不思議な子やったばい」
*母の姉は熊本の人なので、方言がまた可愛い
え💦💦💦
棺桶から生き返った?
そんな話、生まれて初めて聞きました。
一般的に言っても、そんなこと聞いた人なんて、
ほとんどいないんじゃないかと思います。
詳しく聞いてみると、母は幼いころに高熱を出して、死にかけたらしいのです。
あえて「死にかけた」と書きます。
だって、生き返ったから。
家族はもうダメだと思い、お葬式をあげていたそう。
お坊さんがお経を読んでいるそばで、
母の姉は、なんだか歌声が聞こえてくることに気づきました。
でも、
これもまた不思議なんですよね。
聞こえてきたのは、母の姉だけ。
他の参列者は、誰も気づかなかったそうです。
どこかで聞いたことのある声。
誰の声だろう。
そう思って耳をすませると、
「あ、かずの声だ」
と思ったそうです。
かず、というのは母のことです。
棺桶の中から聞こえてきた歌声は、
「ひょーたんぽっくりこ」
「ひょーたんぽっくりこ」
これまた、歌なのか、なんなのか、、、
でも、母がつぶやいてそうな言葉です…笑
母の姉が、
「かぁちゃん、かずが歌を歌ってる」と母親、つまり私の祖母にそれを伝えると、
祖母はたいそう驚いて、棺桶を開けたそうです。
すると、なんと母が目を開けていたと。
そんなバカなことある?
と、私は思いました。
でも、母の姉は真剣でした。
今となっては、確かめようがありません。
母本人に聞くことも、もうできません。
もし、あの時、母の姉が気づかなかったら。
もし、あの時、母が歌っていなかったら。
そう考えると、
奇跡のような話なのかもしれません。
でも、
あ〜お母さんならあり得るね!
と、私たちきょうだいなら言いそうです。
母という人は、最初から少し不思議な人だったのかもしれないなと思います。
そして、
そんな母から生まれた私も、
たぶん、相当変わっている気がします。
私は幽霊の子なのかもしれない。
なんて。
三回忌の日に、少しだけ母の不思議な輪郭に触れたような気がしました。
母が本当に棺桶から生き返ったのかは、わかりません。
でも、誰かの記憶の中で、
「不思議な子やったばい」
と言われながら残っている母は、
なんだか少し、母らしい気もします。
そして、
そんな母の話を、
今こうして書いている私も、
やっぱり少し、
母に似ているのかもしれません。
P.S.
棺桶から生き返った人の話を知っている方がいたら、こっそり教えてください。
きっと、不思議な話ができる気がします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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小学生時代の話










はなももさん、こんにちは!
お母さん、一度生き返っていたとは!?ドリフのコントの世界でしか見たことありません💦
みんなで集まってお母さんの話をしたのを天国で見て、きっと満足だったでしょうね。
はなももさん^ ^
ちょっと不謹慎ですが、めちゃくちゃ面白いお話ですね!
はなももさんの周り、不思議エピソード沢山起きてそう♪