「人に頼るくらいなら、自分でやったほうが早い。」 そんなふうに思うことはありませんか。
わたしは、ずっとそうでした。
仕事もする。 子どものこともする。 ご飯も作る。 掃除も洗濯もする。 具合が悪かろうが、これらを止めることはありません。
そして、
家の中で何か壊れたりすれば、子どもたちは
「ママー!」
と呼ぶ!
呼ばれたところで、壊れたものの直し方なんてわかりません。
でも、とりあえず触ってみる。 ネットで直し方が載ってないか調べる。 真似して試してみる。
そして、ときどき余計に壊す。
それでも最後は、だいたいなんとかしてきました。
気づけばわたしは、 「なんでも一人でできる人」になっていました。
でも今になって思います。
わたしは「一人でできる人」になったというより、 「一人でなんとかするしかない人」になっていたのかもしれません。
今日は、そんなわたしが出来上がるまでの話です。
以前書いた記事にこんなことを書きました。
「誰かがやってくれるのを待たない。
自分のことは、自分でなんとかする。
それは大人になってからのわたしを、ずいぶん助けてくれました。」
離婚したとき、2人の子どもを連れて家を出ました。
当然のように、 「出ていくやつには払わない」というのが元主人の考え。
養育費はありませんでした。
「この人からもらうくらいなら、自分で稼いでやる!」 そう思っていました。
その当時は、海外から日本へ戻ってきたばかり。 仕事もなく 貯金もゼロ。 なんなら、マイナスからのスタートでした。
そんなわたしは、
この子たちを飢えさせるわけにはいかない。
わたしと同じように淋しい思いをさせたくない。
と、その気持ちだけが強かったように思います。
やっと見つけたパートタイムの仕事。 当時はそのパートの仕事だけで生計を立てていました。
パートで働いていたころは、子どもたちと過ごす時間も少しありました。 できればこのまま、子どもとの時間を守りながら収入を増やしたい。 そう考えていました。
しかし、
1年ほど経ったころ、 会社から「正社員にならないか」と声をかけてもらいました。
仕事も楽しかったし、もう少し収入も増やしたかった。 だから、わたしは、正社員になることにしました。
ただ、正社員になってしばらくしたころから、
長男はだんだん学校へ行けなくなっていきました。わたしが正社員になってから変わったことは、 「行ってらっしゃい」を言う前に家を出る。 子どもたちが寝るころに家へ帰る。 そんな毎日を、1年ほど続けました。
今振り返れば、、
子どもたちが、だんだん内にこもるようになっていった気がします。
朝、起き上がれない。
学校に行ったかと思えば、途中で引き返してくる。
休みの日は、家から一歩も出ない。
このままでは、 小さいころのわたしが感じた淋しさを、 今度は自分の子どもに繰り返してしまう。
そう思いました。
それからは、
子どもたちと少しでも触れ合う時間を作る。
子どもの話を、目を見てちゃんと聞く。
学校に行けない日には、家を学校にして自宅授業をする。
というように。
そんな時間を作れるように、パートの仕事へ戻ることにしました。
もちろん、
向き合えば不登校が解消される。
そんな簡単な話ではありません。わたし自身、うまくできなかったことがたくさんあります。 学校へ行かない子どもを、無理やり車に乗せて連れて行ったこともあります。感情的に怒ったことも、何度もあります。
小学4年生だった長男に、こんなことを言われました。
「僕はこんなに頑張ってるのに、なんでもっとガンバレって言うの?」今でも、あの言葉を思い出すと胸が痛みます。
守りたかったはずなのに。 わたしはいつの間にか、子どもを追いつめていたのかもしれません。
わたしは離婚したとき、自分に約束していました。
この子たちに、寂しい思いをさせない。
父親がいないことで、苦労させない。
でも、全部うまくできたかと聞かれたら、そんなことはありません。
きっと、たくさん我慢させました。 子どもたちに気を遣わせたこともあります。
それでも、また朝はきます。
仕事をする。
ご飯を作る。
家計をやりくりする。
家の中で何かが壊れれば、自分でなんとかする。
車がなければ、自転車で行く。
お金が足りなければ、どうにかつなぐ。
困ったことがあっても、まず自分で考える。 相談する相手も、ほとんどいませんでした。 働いてばかりいたので、実はママ友も一人もいません。
そんなことを繰り返していたら、
気づけば、 要領よく、なんでも一人でできてしまう自分になっていました。
小さいころに身につけた、
「自分のことは、自分でなんとかする」という習慣。
それは、大人になったわたしを何度も助けてくれました。
きっと、それがなければここまで来られなかったと思います。
今は、3つの仕事を掛け持ちして生計を立てています。
朝から出勤する仕事がひとつ。 夕方から出勤する仕事がひとつ。 その合間に、オンラインの仕事をひとつ。
なかなかの働き方だと自分でも思います。
「もっと効率のいい働き方があるんじゃないか」 そう思ったことも何度もあります。
在宅で稼げたら。 起業できたら。 ちょこっと動いては止まる。
そんなことも何度も繰り返してきました。
でも結局、いちばん長く続いているのは、自分の時間を使って働く今の形です。 なんだかんだ、この働き方が性に合っているのかもしれません。
いや。
今になって思えば、
「自分でなんとかする」以外の方法を、わたしがあまり知らなかっただけなのかもしれません。
自分でできる。
それは、悪いことではありません。
できることが増えたおかげで、乗り越えられたこともたくさんあります。
でも、ひとつだけわかったことがあります。
「一人でなんとかできる」が、
いつの間にか、
「一人でなんとかしなきゃ」
に変わっていたことです。
まあ、そんなことを言いながら、 今日も3つの仕事を掛け持ちして、Substackまで書いています。
我ながら、よくやっているなと思います。
でも、
そんなわたしにも、今までの人生の中で、 本当に『もう、自分ではどうにもできない』と思ったことがあります。
誰かにすがりたいと思ったことがあります。
それでも、仕事には行く。
ご飯も作る。
子どものこともする。
いつも通りに動きながら、 心の中では、もう限界でした。
そんなある日、 顔も知らないひとりの女性に電話をしました。
その人は、
泣き続けるわたしの話を、2時間も聞いてくれました。
わたしが、
「誰かに相談する」
「誰かに頼る」
ということを、
ほんの少しだけできた日でもあります。
もしあなたにも、 「人に頼るより、自分でやったほうが早い」 と思ってしまうところがあるなら、
たぶん、わたしと少し似ているのかもしれません。
あなたは、人に頼るのは得意ですか。
よかったら、返信で教えてください。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました🌸
次の記事もお楽しみに!
いろんな方とつながれたらうれしいです。
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笑えるエピソード







はなももさん、こんばんは。
私もシングルマザーで子どもたちを育ててきたので、とても共感しながら読ませていただきました。
毎日無我夢中で、子どもたちに不憫な思いをさせたくないと、人に頼らず自分でやっていたので、はなももさんのお気持ちよくわかる気がします。
お仕事3つもされていてお忙しいのに、サブスタックも書かれていて、本当に凄いです。
どうか無理だけはなさらずに、お身体を大切に🌿
今また1人モードになりつつあります!
基本人間1人と思ってるタイプなので、一人でなんとかするは通常モード^_^
そこを変えたいとも思いますけどネ!